赤ら顔とは?美容皮膚科でできること~長野の美容皮膚科医・新堂が解説します

こんにちは、長野で美容皮膚科医をしている新堂です。今回は「赤ら顔」にお悩みの方に向けて、赤ら顔の原因や、美容皮膚科でできる治療方法についてお話しします。赤ら顔は気温や感情の変化で顔が赤くなりやすいといった症状が特徴で、人によってはそれがコンプレックスになることも。実は、赤ら顔にはいくつかの原因があり、それぞれに適した治療法がありますので、ぜひ参考にしてみてください。

赤ら顔とは?

赤ら顔は、主に顔の皮膚が赤く見える状態を指します。頬や鼻などが常に赤っぽく、温度の変化やストレスによってさらに赤みが強くなることも。原因はさまざまで、皮膚の血管が拡張しやすい体質、乾燥肌、敏感肌、あるいは酒さ(しゅさ)などの病気が関係していることもあります。こうした原因を見極めた上で、最適な治療を行うことが大切です。

赤ら顔の主な原因

赤ら顔は、以下のようなさまざまな原因が関係しています。

  • 血管の拡張:遺伝や体質的に顔の血管が拡張しやすい方がいます。寒暖差や感情の変化などで血管が広がり、赤みが目立つことがあります。
  • 敏感肌や乾燥肌:乾燥や肌が敏感になると、肌のバリア機能が低下して炎症が起きやすくなります。その結果、赤みが生じやすくなります。
  • 酒さ(しゅさ):酒さは、顔の中央部に赤みが出る慢性の皮膚炎で、毛細血管の拡張や小さな丘疹が現れることもあります。

美容皮膚科でできる赤ら顔治療

美容皮膚科では、赤ら顔の原因や症状に応じた治療を行います。以下が、赤ら顔の治療でよく行われる施術方法です。

  1. レーザー治療
    • レーザー治療は、拡張した血管にレーザーを照射し、赤みを和らげる方法です。血管に直接作用して、赤みを軽減するのが特徴です。赤ら顔の治療では、特に血管に効果があるレーザー(VビームレーザーやIPL)がよく使われます。治療後は赤みが一時的に強くなることがありますが、回数を重ねることで赤みが軽減されていきます。
  2. 光治療(IPL)
    • IPL(Intense Pulsed Light)は、幅広い波長の光を使って肌に照射する治療法です。血管拡張による赤みの改善だけでなく、肌のトーンを整える効果もあります。IPLはレーザーよりもマイルドなため、ダウンタイムが少なく、肌が敏感な方にも適しています。
  3. 外用薬(ローションやクリーム)
    • 赤ら顔の軽い症状には、皮膚科で処方される外用薬も効果的です。特に敏感肌や乾燥が原因で赤みが生じている場合、バリア機能を回復させる保湿クリームや、炎症を抑える外用薬が役立ちます。
  4. スキンケアアドバイス
    • 赤ら顔の改善には、日常のスキンケアも重要です。美容皮膚科では、個々の肌質や生活習慣に合わせたスキンケアのアドバイスも行っています。特に敏感肌の場合は、刺激の少ない保湿剤や日焼け止めを使用することがポイントです。

まとめ

赤ら顔の悩みは、美容皮膚科で適切な診断を受けることで、改善が期待できる場合が多いです。原因が分からないまま自己判断でケアを行うと、症状を悪化させてしまうこともあるため、一度専門医に相談することをおすすめします。長野でお悩みの方は、ぜひ当院にお越しください。最適な治療で、赤みのない健康的な肌を目指しましょう。

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